TAB譜(タブ譜)は、ギターのどの弦の、どのフレットを弾くかを、数字で書いた楽譜です。6本の横線が6本の弦を表し、いちばん上の線が1弦(細い弦)、いちばん下の線が6弦(太い弦)です。線の上の数字が、押さえるフレットの番号です。
この記事では、TAB譜の基本の読み方と、よく出てくる記号、五線譜との違いをまとめます。
(この記事の内容は、ギターのTAB譜の一般的な書き方です。記号の書き方は、楽譜や教本によって違う場合があります。各楽譜の凡例を確認してください。確認日:2026年10月6日)
基本の読み方
| 書き方 | 意味 |
|---|---|
| 6本の横線 | 上から1弦・2弦・3弦・4弦・5弦・6弦。構えた時の見た目(太い弦が上)とは上下が逆になる |
| 線の上の数字 | 押さえるフレットの番号 |
| 0 | 押さえずに弾く(開放弦) |
| 縦に並んだ数字 | 同時に弾く(和音・コード) |
| 左から右へ | 弾く順番 |
たとえば、2弦の線に「1」、3弦の線に「0」と縦に並んでいれば、2弦の1フレットと3弦の開放弦を同時に弾きます。
よく出てくる記号の例
| 記号の例 | 奏法 | 弾き方 |
|---|---|---|
| h | ハンマリング・オン | 弦を弾いた後、左手の指で別のフレットを叩くように押さえて音を出す |
| p | プリング・オフ | 押さえていた指を、弦を引っかけるように離して音を出す |
| / や \ | スライド | 押さえたまま指を滑らせて、別のフレットへ移る |
| × | ブラッシング(ミュート) | 音程のない、こもった音を出す |
TAB譜だけで分からないこと
TAB譜は、音の長さ(リズム)が分かりにくい書き方です。そのため、多くの楽譜では、五線譜とTAB譜が上下に並んで書かれています。リズムは五線譜の音符で確認するか、お手本の音源・動画を聞いて確かめます。
右手のどの指で弾くかは、「p・i・m・a」の記号で書かれていることがあります。意味は指弾きの基本で説明しています。五線譜の読み方の基本は、楽譜の読み方の基本も参考にしてください。
TAB譜で弾ける曲の例
ソロギターの楽譜の多くは、TAB譜で書かれています。ソロギターがどんな演奏かはソロギターとは、独学の教材の選び方とソロギター講座の内容はギターは独学で弾けるようになる?教材の選び方とソロギター講座の中身にまとめています。
まとめ
- TAB譜の6本の線は、上から1弦〜6弦。構えた時と上下が逆
- 数字は押さえるフレット、0は開放弦、縦に並んだ数字は同時に弾く
- h・p・スライドなどの記号は、楽譜の凡例で確認する
- リズムは、五線譜やお手本の音で確かめる





