ベースの商品ページには、ロングスケール、アクティブ、プレシジョン系など、ギターとは違う言葉が多く出てきます。この記事は、ベース本体・弾き方・アンプまわりの用語を、グループごとにまとめた用語集です。
結論
ベースを選ぶ前に確認したいのは、スケール長・電装方式(パッシブかアクティブか)・弦の本数・ピックアップの形の4点です。アンプまわりでは、DIとコンプレッサーの役割を知っておくと、仕様書を読みやすくなります。
この記事の要点
- 用語を、本体の仕様・電装・弾き方・アンプとエフェクト・弦と保守の5グループに分けて説明
- スケール長と弦の本数は、弾きやすさに直接関わる
- パッシブとアクティブは、電池の要否と音の調整幅で見分ける
本体の仕様に関する用語
ベース本体の寸法や構造を表す言葉です。
- ロングスケール
- スケール長(弦が振動する部分の長さ)が長いタイプです。多くのベースで採用され、低音がはっきりしやすいとされます。
- ショートスケール
- スケール長が短いタイプです。ネックが短く、手の小さい人や初心者に扱いやすい場合があります。
- ジャズベース系
- ネックが細めで、2つのピックアップを持つ形の呼び方です。ミドルが整理された音が出しやすい傾向があります。
- プレシジョン系
- ピックアップが1つ(スプリット型)の形の呼び方です。太くしっかりした音の傾向があります。
- ブリッジ
- ボディ側で弦を支える部品です。弦長の調整や弦高の調整ができる構造が多くあります。
- 裏通し・ブリッジ通し
- ボディ裏から弦を通す方式と、ブリッジの上から通す方式です。弦の交換方法が、製品の方式で異なります。
- 低音B弦
- 通常の4本弦より低い音を出すための追加の弦です。5弦ベースでは、一般にこの弦が追加されます。
- フレットレス
- フレットが付いていないベースです。音程を指の位置で決めるため、滑らかな音が出せますが、慣れが必要です。
電装とピックアップの用語
音を拾う部分と回路に関する言葉です。
- ピックアップ
- 弦の振動を電気信号に変える部品です。位置や形で音の傾向が変わり、ベースでは複数を搭載する製品もあります。
- パッシブ
- 電池を使わない回路方式です。構造がシンプルで、電池切れの心配がありません。
- アクティブ
- 内蔵の電池で信号を増幅する回路方式です。音の調整幅が広い反面、電池の管理が必要です。
- プリアンプ(本体内蔵)
- アクティブベースに内蔵された増幅・音作りの回路です。つまみで低音や高音を調整できます。
- ブレンダー
- 複数のピックアップの音量バランスを調整するつまみです。ピックアップが2つある場合に使われます。
- アウトプットジャック
- ベースからシールドをつなぐ出力端子です。緩むとノイズが出る場合があります。
確認
アクティブのベースは電池の種類や交換方法が製品ごとに異なります。購入前に取扱説明書で、電池の位置と種類を確認してください。
弾き方に関する用語
奏法や弾き方を表す言葉です。
- 指弾き
- 指で弦をはじいて弾く方法です。ベースで一般的な弾き方の1つです。
- ピック弾き
- ピックを使って弾く方法です。アタックがはっきりした音になりやすいとされます。
- スラップ
- 親指で弦を叩き、人差し指などで弦を引っ張って弾く奏法です。歯切れの良い音が出ます。
- ミュート
- 弦の振動を止めて余計な音を出さないことです。ベースの演奏では、不要な音を抑える基本技術です。
アンプとエフェクトまわりの用語
ベース用の機材で出てくる言葉です。
- ヘッド・キャビ
- アンプ部(ヘッド)とスピーカーの箱(キャビネット)を分けた構成です。組み合わせの自由度が高い反面、接続の確認が必要です。
- コンボアンプ
- アンプ部とスピーカーが1台にまとまったタイプです。練習や小規模な場所で扱いやすいです。
- DI(ダイレクトボックス)
- ベースの信号をミキサーなどへ送るために変換する機器です。ステージで音を直接送る場合などに使われます。
- コンプレッサー
- 音の大きい部分を抑えて、音量の差を整える機器です。ベースでは、音の粒をそろえるために使われます。
- イコライザー
- 音の高さの帯域ごとに量を調整する機能です。低音・中音・高音を調整して、音を整えます。
- ヘッドホン端子
- ヘッドホンをつなぐ端子です。夜間や集合住宅での練習で使われますが、音量には注意が必要です。
注意
大きな音量は聴覚に負担をかける場合があります。ヘッドホンで練習するときも、音量は控えめにして、耳に違和感があれば休んでください。違和感が続く場合は医療機関に相談してください。
ベースの仕様表で見る項目
用語を覚えたら、商品の仕様表で次の項目を見ます。選ぶときの判断に使える順に整理しました。
| 項目 | 見るポイント | 確認先 |
|---|---|---|
| スケール長 | ロングかショートか。手の大きさと弾きやすさ | 仕様欄のスケール |
| 電装方式 | パッシブかアクティブか。電池の要否 | 仕様欄の回路 |
| 弦の本数 | 4弦か5弦か。曲に必要な低音 | 仕様欄の弦数 |
| ピックアップ | ジャズベース系かプレシジョン系か | 仕様欄の構成 |
表の内容は、製品ごとに異なります。迷う場合は、販売ページの仕様欄と、取扱説明書の記載を確認してください。
- 弾きたいジャンルを決める
音の傾向とピックアップの形を選ぶ手がかりになります。 - スケール長を決める
手の大きさと、楽器の取り回しを考えて選びます。 - 電池の管理を考える
アクティブは、電池交換の手間も含めて検討します。
弦と保守の用語
弦の種類や手入れに関する言葉です。選ぶときと、使い始めたあとで役立ちます。
- ラウンドワウンド弦
- 巻き線が丸い断面の弦です。明るく張りのある音になる傾向があり、広く使われます。
- フラットワウンド弦
- 巻き線の表面を平らに加工した弦です。丸い弦に比べて、落ち着いた音と滑らかな手触りになる傾向があります。
- 弦高
- 弦と指板の間の高さです。低すぎるとビビリが出やすく、高すぎると押さえにくくなります。
- ビビリ
- 弦がフレットなどに当たって雑音が出る状態です。弦高やネックの反りなど、原因はいくつかあります。
- レギュラーチューニング
- 4弦ベースを、低い弦から4弦、3弦、2弦、1弦の順に、決まった音に合わせる標準的な調弦です。低い弦から E・A・D・G(ミ・ラ・レ・ソ)の音に合わせます。
- ミュートスポンジ
- 弦の余計な振動を抑えるために使う部品や素材です。使うかどうかは好みと用途で決まります。
よくある疑問
仕様を読み比べるときに、よく出てくる疑問をまとめました。
ロングスケールとショートスケールは、どちらが初心者向けですか?
どちらが向くかは手の大きさや好みで変わります。ショートスケールは指が届きやすく、ロングスケールは選べる製品が多い傾向があります。
パッシブとアクティブの違いは何ですか?
電池で動く回路を持つかどうかの違いです。アクティブは音の調整幅が広く、パッシブは構造が簡単で電池を使いません。
ジャズベース系とプレシジョン系は、音がどう違いますか?
一般にジャズベース系はミドルが整理され、プレシジョン系は太く力強い傾向があるとされます。ただし製品ごとに異なるため、仕様で確認してください。
ベース用とギター用のアンプは、同じものを使えますか?
音域が異なるため、ベースをギター用アンプにつなぐと、スピーカーを傷める場合があります。使える機器かどうか、取扱説明書で確認してください。
用語を知っておくと役立つ場面
用語を知っておくと、商品ページを読むときや楽器店で相談するときに、話が通じやすくなります。表記は製品ごとに異なるため、分からない言葉は販売ページや取扱説明書で確かめてください。
- 商品ページの仕様欄を読むとき:スケール長、電装方式(パッシブかアクティブか)、弦の本数、ピックアップの4項目が目安です。弾きやすさと、必要な準備を、おおまかに判断できます。
- バンドの練習に出るとき:ベース本体、シールド、チューナーが基本です。スタジオにアンプがある場合が多いですが、利用先で確認してください。
- 用語を覚えるとき:必要な分だけで足ります。仕様表や説明書で出会った用語を、そのつど調べながら慣れていく方法があります。
ポイント
仕様の言葉は、部位の画像と並べると結びつけやすくなります。販売ページの写真で、ピックアップやブリッジがどこにあるかを探してみてください。
まとめ
- スケール長・電装方式・弦の本数・ピックアップの形を見れば、ベースの主な違いをつかめる
- パッシブは電池不要、アクティブは電池が必要で調整幅が広い
- DIとコンプレッサーは、音を送る・整えるための役割がある
- 大音量は聴覚への負担になるため、音量は控えめにする
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当サイトにある、このジャンルの商品記事の一覧です。各記事に仕様の要点をまとめています。価格・在庫・仕様は変わることがあるため、購入前に販売ページで最新の内容を確認してください。
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