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MXR M101 PHASE 90をレビュー|音色と使い方

MXR M101 PHASE 90は、1つのスピードノブでフェイザー効果を調整できる定番ペダルです。対応エフェクトはフェイザー1種類、入力・出力は1/4インチ端子、電源は9V電池またはDC9Vアダプターに対応し、消費電流は約8mAです。サイズは約114×64×140mm、重量は約0.84kg。true bypassではなく、接続順によって揺らぎの聞こえ方も変わるため、シンプルな操作性と堅牢性を重視する人には買い、完全なバイパス音や多機能性を求める人には見送りが適しています。

MXR M101 PHASE 90とは?基本仕様と対応エフェクトを確認

MXR M101 PHASE 90の外観・全体像 画像

MXR M101 PHASE 90の基本仕様

MXR M101 PHASE 90は、ギターやベースの音に位相の揺れを加える「フェイザー」です。MXRを代表する定番モデルで、筐体上部のSPEEDノブだけで揺らぎの速さを調整します。操作がシンプルなため、エフェクターを初めて導入する人でも音の変化を把握しやすい一方、深さやフィードバックを個別に設定する機能はありません。

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対応エフェクトの種類数は1種類、フェイザーのみです。コーラスやフランジャー、トレモロなどを切り替えて使うマルチエフェクターではなく、1台でフェイザーの音色を作る専用機と考えると位置付けが分かりやすくなります。軽い揺れから、周期感の強いサウンドまで、主にSPEEDの設定で調整する構成です。

  • 接続端子:INPUT、OUTPUT(各1/4インチ標準フォーン端子)
  • 電源方式:9V電池、または別売りの9V DCアダプター
  • 消費電流:約8mA
  • サイズ:約11.4×7.3×5.3cm(突起部を除く目安)
  • 重量:約0.8kg
  • 対応エフェクトの種類数:1種類(フェイザー)

サイズや重量は、エフェクターボードに組み込む際の判断材料になります。コンパクトなペダルですが、電池を本体底面に収納する方式のため、頻繁に交換する場合はボードから外す作業が必要です。DC9V電源を使うなら、電源アダプターやパワーサプライの極性・プラグ規格も合わせます。商品仕様は販売時期や地域で表記が異なる場合があるため、購入前はメーカー公開情報と販売ページを照合してください。MXR M101 PHASE 90の商品ページを見る

端子・バイパス方式と接続順による違い

INPUTとOUTPUTの2端子だけを備えるため、接続環境は比較的分かりやすいモデルです。ギターからPHASE 90のINPUTへ、OUTPUTからアンプ、または次のエフェクターへ接続します。ただし、M101は一般的な意味でのtrue bypass対応機ではなく、ハードワイヤード・バイパス方式として扱われます。エフェクトをオフにしても信号経路を完全に回路から切り離すtrue bypassとは異なるため、多数のペダルを直列接続するボードでは、バイパス時の音の変化を気にする人もいます。

接続順によっても聞こえ方は変わります。ギター直後に置くと、歪みやアンプへ送る前の音に位相変化が加わり、揺らぎの輪郭を作りやすい配置です。オーバードライブやディストーションの後段に置くと、歪んだ音全体が揺れるため、フェイザーの動きが目立ちやすくなります。アンプのセンド/リターンに接続する場合は、プリアンプで作った音色に対して作用しますが、アンプ側の入出力レベルやループ仕様との相性が関係します。ベースで使う場合も接続自体は可能ですが、原音とエフェクト音を混ぜるブレンド機能はありません。

拡張性は、専用機としては限定的です。外部フットスイッチ端子やタップテンポ、複数プリセット、ステレオ出力は備えていないため、ライブ中に細かなパラメーターを切り替える用途には向きません。一方で、金属製のコンパクトな筐体とフットスイッチを採用し、一般的なペダルボード運用を想定しやすい耐久性を持つ点は長所です。電池運用とDC9V運用の両方に対応し、対応端子も標準的なので、単体使用から複数台のボードまで組み込みやすいモデルです。

メリットは、操作項目が少なく音作りの方向性を決めやすいこと、専用機ならではの扱いやすさ、電池とDC9Vの2電源方式に対応することです。デメリットは、true bypassではないこと、1ノブ仕様で音色調整の幅が限られること、アダプターが付属しない販売形態では別途電源を用意する必要があることです。公開仕様を基準に見ると、MXR M101 PHASE 90は多機能さよりも、フェイザー専用機としての基本操作と堅牢な運用を重視する人に適した1台です。

MXR M101 PHASE 90の音色・操作性とフェイザーとしての特徴

MXR M101 PHASE 90の特徴・詳細 画像

1ノブで作れる、存在感のあるフェイズサウンド

MXR M101 PHASE 90は、ギターやベースの音に周期的な揺らぎを加えるフェイザーです。フェイザーは、原音を分岐して位相をずらした音を混ぜ、周波数の山谷が移動するような「シュワシュワ」「うねり」とした質感を作るエフェクトです。コーラスよりも輪郭が動き、フランジャーよりも比較的まとまりのある揺れ方になりやすい点が特徴です。

AP1ミニフェイザー|選び方ガイド 失敗しない音作り徹底解説 では、MXR M101 PHASE 90の音色・操作性とフェイザーについて詳しく解説しています。

操作系統はSPEEDノブのみというシンプルな構成です。ノブを回すと位相変調の周期が変わり、低速ではゆったりした揺らぎ、高速では回転感の強いサウンドになります。音色やフィードバック量を個別に調整する機能はないため、細かな音作りよりも、演奏中に速度を決めて使うスタイルに向いています。設定項目が少なく、初めてフェイザーを使う人でも音の変化を把握しやすいペダルです。

一方で、原音との混ざり方やスイープ幅を追い込みたい場合は、複数のパラメーターを備えたモデルのほうが適しています。PHASE 90は万能なモジュレーションペダルではなく、フェイザーとしての個性を1つのノブに集約した機種です。強めの設定では音の揺れが前面に出るため、バッキングで使う際は速さを上げすぎるとコードの定位感やアタックが分かりにくくなる場合があります。

接続環境・電源・接続順で変わる使い勝手

接続端子は1/4インチ標準フォーンのINPUTとOUTPUTを各1系統備えたモノラル仕様です。ステレオ入出力、外部フットスイッチ端子、エクスプレッション端子はありません。対応エフェクトの種類数はフェイザー1種類で、ディレイやコーラスへ切り替える機能は搭載しません。電源方式は9V電池または別売りのDC9Vアダプターで、消費電流は8mAです。電池運用にも対応しますが、INPUT端子へプラグを挿すと通電するタイプのため、保管時はプラグを抜く必要があります。仕様はメーカー公式の製品情報を基準にしています。

サイズは約111×63×52mm、重量は約0.84kgです。小型ボードに置きやすい一方、金属製筐体とフットスイッチを採用した定番形状で、持ち運びを前提にしたペダルボードにも組み込みやすい設計です。ただし、M101は一般にトゥルーバイパスではなくハードワイヤーバイパスとして扱われます。エフェクトOFF時も信号経路にバッファーを通るため、長いケーブルや多数のペダルを接続する環境では、音の高域感やレベルの変化が気になることがあります。完全なトゥルーバイパスを求める人にはデメリットです。

接続順は音色を左右します。ギター直後に置くと、ピッキングの立ち上がりを含めてフェイズ効果が強く現れやすく、歪みペダルの前では揺らぎを含んだ信号を歪ませるため、うねりが太く複雑になります。歪みの後段に置けば、歪んだ音全体にフェイズ効果を加えられ、効果の輪郭を確認しやすくなります。アンプのセンド・リターンに接続する場合は、プリアンプ後段の音へ作用するため、音の動きが明瞭になりやすい反面、アンプ側の入出力レベルとの相性も関係します。

端子数や拡張性は限定的ですが、操作の迷いにくさ、金属筐体の耐久性、1ノブで音色を決められる扱いやすさがMXR M101 PHASE 90の強みです。細かな編集機能より、定番のフェイズサウンドをシンプルに加えたい場合に選びやすいモデルといえます。販売価格を含めた現行仕様は商品ページで確認すると、購入時点の情報を確認できます。

MXR M101 PHASE 90の使い方|接続順による音質への影響

MXR M101 PHASE 90の特徴・詳細 画像

MXR M101 PHASE 90は、ギターやベースの信号に位相の揺れを加えるアナログ・フェイザーです。操作はSPEEDノブ1つというシンプルな構成で、時計回りに回すほど周期的なうねりが速くなります。軽い揺れから、音程感が大きく動くような強いモジュレーションまで調整できますが、音色の深さやフィードバックを個別に設定する機種ではありません。対応するエフェクトの種類数はフェイザー1種類です。

接続端子は1/4インチ標準フォーンのINPUTとOUTPUTです。ステレオ入出力、MIDI、USB端子は搭載していないため、基本的にはモノラルのエフェクトボードで使います。電源方式は9V電池または9V DCアダプターで、消費電流は8mAです。アダプター使用時はセンターマイナス仕様の電源を使います。サイズは約111×64×50mm、重量は約0.7kgです。寸法や重量は電池の有無、販売時期の表記によって差が出る場合がありますが、持ち運び用ペダルとしては標準的な範囲です。

基本の接続順と音の変化

最初はギターからMXR M101 PHASE 90へ入力し、そのOUTPUTからアンプへ接続します。複数のペダルを使う場合、一般的にはギター、チューナー、コンプレッサー、歪み系、PHASE 90、ディレイ、リバーブ、アンプという順番が扱いやすい構成です。歪みの前に置くと、フェイザーの揺れが歪み回路で強調され、輪郭のあるジェット系のうねりになりやすくなります。逆に歪みの後ろへ置くと、すでに歪んだ音全体を揺らすため、揺れが比較的明瞭で、コードや単音にも変化を加えやすい接続です。

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ワウやオートワウとの順番も音質に影響します。ワウをPHASE 90の前に置くと、周波数を動かした後の信号にフェイザーがかかります。PHASE 90を先にすると、位相変化を含んだ信号をワウが強調するため、ピークの移動が違って聴こえます。正解が一つに決まるものではなく、リードで揺れを目立たせたいのか、コードの奥行きを整えたいのかで順番を選ぶのが実用的です。アンプのエフェクトループに接続できる環境なら、プリアンプで歪ませた後段に置く方法もあります。ただし、アンプ側のループがラインレベルに近い場合は、ペダルの入力レベルとの相性で音量やノイズが変わることがあります。

電源・バイパス・拡張性の確認

電池で使う場合は、使用後にプラグをINPUT端子から抜く必要があります。入力端子にプラグが残ると電池を消耗するため、長時間のボード運用ではDC9V電源のほうが管理しやすいでしょう。なお、M101 PHASE 90はtrue bypass対応ではなく、ハードワイヤード・バイパス方式です。エフェクトをオフにしても回路を完全に信号経路から切り離すtrue bypassとは異なるため、長いケーブルや多数のペダルを接続した環境では、高域の変化や音量感の違いを感じる可能性があります。

一方、拡張性は外部スイッチや追加パラメーターがない分、限定的です。速度以外の細かな音作りを求める場合は、深さやフィードバックを備えた別のフェイザーを組み合わせるのではなく、機種自体の変更が必要になります。接続順、電源、ケーブル長を一つずつ変えながら比較すると、PHASE 90本体の音と周辺機材の影響を分けて判断できます。公開されている仕様はメーカー公式のMXR製品情報を基準にし、購入前に付属品や現行仕様を確認したい場合は、MXR M101 PHASE 90の商品ページを見ると価格と販売時の内容を確認できます。

対応端子・電源方式・拡張性をチェック|電池とDC9Vの違い

接続端子と電源方式

MXR M101 PHASE 90は、ギターやベースからの信号を入力する1/4インチ標準フォーン端子と、アンプや次のエフェクターへ送る1/4インチ標準フォーン端子を備えた、モノラル接続のフェイザーです。入出力端子はステレオ仕様ではないため、左右別々の出力やステレオ空間を前提にした接続には対応しません。一般的なエレキギター用ペダルボードで使う構成に向いています。

AP1ミニフェイザー|選び方ガイド 失敗しない音作り徹底解説 について、より詳しい情報はこちらをご覧ください。

電源方式は9V電池、または別売りの9V DCアダプターです。消費電流は8mAで、アナログ回路の比較的シンプルなペダルとして扱いやすい数値です。ただし、電池を入れたまま入力ケーブルを接続すると通電状態になり、保管中に電池を消耗します。使用後は入力プラグを抜く習慣が必要です。DC9V運用では、センターマイナス仕様の一般的なペダル用電源を使いますが、電圧や極性が異なる電源は故障の原因になります。

公表されている本体サイズは約幅11.4×高さ6.4×奥行14.0cm、重量は約0.79kgです。小型ペダルの中では極端に軽い部類ではないため、複数台を載せるボードでは総重量にも影響します。一方、筐体は金属製で、足元で操作する機材として耐久性を考えた作りです。詳しい仕様や販売価格は、MXR M101 PHASE 90の商品ページを見るで確認できます。

拡張性と接続順による違い

MXR M101 PHASE 90が対応するエフェクトの種類は1種類、フェイザーです。複数のモードやタップテンポ、エクスプレッション端子、外部フットスイッチ端子は搭載していません。拡張性を重視する人には機能が限定的に見えますが、RATEノブで揺らぎの速さを調整する構成は分かりやすく、電源・信号の接続を複雑にしにくい点が特徴です。

バイパス方式はtrue hardwire bypassです。エフェクトをオフにしたとき、回路を通過させ続けるバッファードバイパスとは異なり、原則として信号を短い経路で出力側へ送ります。長いケーブルを何本も使う環境では、ペダルの数だけでなくケーブル容量や他のバッファーの位置も音質に影響するため、true bypassだから必ず音が良いとは言い切れません。音痩せを避けたいボードでは、前後の機材を含めて確認することが大切です。

接続順は音の印象を左右します。ギターの直後に置くと、原音に近い信号へ周期的な揺れを加えやすく、フェイザーらしい動きが分かりやすくなります。歪み系より前に置けば、フェイズ変化を含んだ信号が歪むため、うねりの強い質感になりやすい配置です。歪み系の後段では、歪んだ音全体にフェイザー効果を加えるため、輪郭を保ったまま揺らぎを付けたい場合に使われます。アンプのセンド・リターンに接続する場合は、アンプ側の端子がラインレベルに対応しているか、入出力レベルが合うかを確認してください。

電池だけで完結できる手軽さはメリットですが、電池残量を管理する手間と、外部機器からの細かな拡張ができない点はデメリットです。自宅練習やシンプルなボードなら電池、ライブや長時間の運用ならDC9V電源という選び方が現実的です。一次情報として、端子・電源・消費電流・寸法はMXR/Dunlopの製品仕様を基準に整理しています。

true bypassの有無・耐久性・サイズ・重量など購入前の注意点

true bypassではない点と接続順の注意

MXR M101 PHASE 90を購入する前に、まず押さえたいのがバイパス方式です。本機はtrue bypass対応ではなく、メーカーが「Hardwire Bypass」と案内しているモデルです。true bypassとは、エフェクトをオフにしたとき入力信号を回路から物理的に切り離す方式を指します。一方、M101はオフ時も内部のバイパス回路を通るため、ペダルを多数つないだボードでは、ケーブルの長さや後段機器との組み合わせによって高域の出方や音量感が変わる場合があります。

これは本機だけの欠点というより、接続環境との相性に関わる注意点です。ギターから最初に置くか、歪み系の前後に置くかで、フェイズのうねり方も変化します。一般的には、ギターのピックアップから出た信号に直接作用させたい場合は歪み系の前、歪ませた音全体に揺らぎを加えたい場合は歪み系の後ろに配置します。アンプのセンド/リターンに接続する場合は、アンプ側の信号レベルや端子仕様との適合も重要です。接続順を変えるだけで音の印象が変わるため、「true bypassではないから使えない」と決めつけるのではなく、手持ちのペダル数と配線環境で判断するのが現実的です。

耐久性・電源・サイズを購入前に確認

筐体はMXRの定番コンパクトサイズで、金属製ケースとフットスイッチを採用しています。ステージやリハーサルで持ち運ぶ用途に向く頑丈な構造ですが、ノブやスイッチに強い衝撃を与えれば破損する可能性はあります。ペダルボードへ固定する場合は、電池交換のしやすさと底面の固定方法が干渉しないように配置してください。特に中古品では、フットスイッチの反応、ジャックのぐらつき、ノブの欠損、電池スナップの状態が耐久性を左右します。

接続端子はINPUTとOUTPUTの1/4インチ標準モノラルフォン端子です。電源方式は9V電池または別売りのDC9Vアダプターで、消費電流は約8mAです。一般的なセンターマイナス9V電源を使う場合でも、電圧・極性・プラグ規格が合わない電源は故障の原因になるため、電源タップ側の仕様をそろえる必要があります。電池運用では、使用後に入力プラグを抜くことが大切です。多くのコンパクトエフェクターと同様、入力ジャックにプラグが刺さった状態では電池が消耗します。

サイズは約143×89×51mm、重量は約0.7kgです。小型ボードに置きやすい一方、横幅のあるミニペダルではないため、隣の機材との間隔やパッチケーブルの向きを含めてスペースを確保します。対応エフェクトの種類数はフェイザー1種類で、複数のモードを切り替える機種ではありません。その代わり、SPEEDノブで揺らぎの速さを調整するシンプルな構成です。

メリットは、操作が少なく音作りで迷いにくいこと、金属筐体で持ち運びに対応しやすいこと、電池とDC9Vの2方式に対応することです。デメリットは、true bypassではないこと、フェイザー以外の効果を選べないこと、DCアダプターが付属しない販売形態があることです。価格や付属品は販売店によって異なるため、購入時は販売ページとメーカー仕様を確認できる商品ページを照合してください。なお、端子・電源・消費電流・寸法などはMXR/Dunlopの公開仕様を基準に整理しています。

MXR M101 PHASE 90がおすすめの人と他のフェイザーとの選び方

MXR M101 PHASE 90の詳細・まとめ 画像

MXR M101 PHASE 90は、フェイザー選びで「まず定番の音を試したい」「操作を増やさず、足元で素早く音色を切り替えたい」と考える人に向くモデルです。筐体上の操作はSPEEDノブとフットスイッチだけで、音の揺れの速さを直感的に調整できます。複雑なパラメーターを追い込むタイプではないため、エレキギターだけでなく、ベースやアンプの前段で音の動きを加えたい人にも候補になります。

一方で、フェイザーに細かな音作りを求める人は、MXR M101だけで決めないほうがよいでしょう。一般的なフェイザーは、段数、フィードバック、深さ、ミックスなどを個別に調整できる製品があります。段数は位相をずらす回路の段階数で、数値や回路構成によって揺れ方やピークの出方が変わります。M101はシンプルな1ノブ設計なので、音色の作り込みよりも、定番のフェイズサウンドを扱いやすく導入したい人向けです。

MXR M101 PHASE 90を選びやすい人

  • ロック、ファンク、サイケデリック系で回転感のある音を使いたい人
  • ライブ中に操作するノブを少なくして、設定ミスを減らしたい人
  • コンパクトエフェクターの定番機をボードに加えたい人
  • 電池とDC9Vアダプターの両方に対応する機種を探している人

接続端子は1/4インチ標準フォーンのINPUTとOUTPUTです。電源方式は9V電池、または別売りのDC9Vアダプターに対応します。公表値の消費電流は8mA、サイズは約11.4×6.4×14.0cm、重量は約0.84kgです。対応エフェクトの種類数はフェイザー1種類で、マルチエフェクターのように複数のエフェクトを内蔵する製品ではありません。サイズや重量、電源仕様は販売時期や掲載元で表記が異なる場合があるため、購入前はメーカー資料と販売ページの記載を照合してください。

なお、M101は一般にtrue bypass対応機ではなく、ハードワイヤーバイパス仕様として案内されています。エフェクトOFF時も信号経路に回路が残るため、長いケーブルを何本も使うボードや、原音の変化を細かく管理したい環境では、true bypass対応フェイザーとの比較が重要です。これは音が必ず劣化するという意味ではありませんが、バッファーの有無を含めて、ギター本体・チューナー・歪み系との組み合わせで判断するポイントになります。

他のフェイザーと比較するときの判断軸

選び方の第一歩は、接続環境です。アンプのセンド/リターンを使う場合、フェイザーをどこに置くかで揺れの聞こえ方が変わります。一般的にはギターから歪み系、フェイザー、アンプの順にすると、歪んだ音の後ろで位相が動くため、揺れが明瞭に出やすくなります。反対に、フェイザーを歪み系の前に置くと、位相変化が歪みで加工され、より一体化したような質感になります。正解は音楽性と機材構成で変わるため、接続順を変えて比較するのが確実です。

拡張性を重視するなら、外部ペダルやプリセット、ステレオ入出力に対応する機種が有利です。ただし、機能が増えるほど筐体、価格、操作項目も増えます。M101は拡張性よりも、単体で完結する扱いやすさを優先した設計です。耐久性については金属筐体とシンプルな回路構成が安心材料ですが、電池を入れたまま長期間保管すると液漏れのリスクがあります。電池運用では、使用しないときに入力プラグを抜く習慣も必要です。

参考価格は15,180円です。シンプルな操作性、定番サイズ、9V電池/DC9V対応を評価できるなら、初めてのフェイザーや2台目の追加候補になります。逆に、true bypass、細かな音色編集、複数エフェクト、ステレオ接続を優先するなら、別モデルとの比較が適しています。仕様の根拠はMXR/Dunlopの公開製品情報および販売ページの掲載内容です。購入前に価格と付属品を確認する場合は、商品ページを見るとよいでしょう。

この記事について

MUSICLINE 編集部

メーカー公式サイトや販売ページに記載された仕様をもとに、選ぶときの観点を整理しています。価格・在庫・仕様は変わることがあるため、購入前に販売ページで最新の内容を確認してください。

最終更新日: 2026年9月15日

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