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YAMAHA THR30II WIRELESSの評判と使い方

YAMAHA THR30II WIRELESSは、自宅練習や持ち運び、ワイヤレス演奏を重視する人に適した30Wのギターアンプです。重量は約3.0kgで、ワイヤレスレシーバー、Bluetooth、USB、LINE OUT、ヘッドホン端子を備え、配線を減らしながら録音や外部機器への接続にも対応します。スピーカーは3.15インチを2基、インピーダンスは6Ω、電源はACアダプターと内蔵充電池です。クリーン/ドライブを含む複数のアンプタイプと付属エフェクトを搭載するため、音作りの幅も確保できます。大音量のスタジオ練習や大型スピーカーの迫力を優先する人には不向きですが、機能性と携帯性を重視するなら購入候補になります。

YAMAHA THR30II WIRELESSとは?ワイヤレス・Bluetooth対応のギターアンプ

ヤマハ YAMAHA アンプ THR30II WIRELESS ワイヤレスレシーバー内蔵 Bluetooth接続やLINE OUTも可能の外観・全体像 画像

YAMAHA THR30II WIRELESSは、ギター用アンプとしての音作りに加え、ワイヤレス接続、Bluetooth再生、バッテリー駆動、LINE OUT出力まで備えた小型アンプです。自宅練習用として設置しやすいサイズながら、単なる簡易スピーカーではなく、真空管アンプの特性を再現する「VCMテクノロジー」によるアンプモデリングを搭載しています。夜間の個人練習から、スマートフォンの伴奏に合わせた演奏、簡易レコーディングまで、1台で対応しやすいモデルです。

販売ページの参考価格は58,292円です。価格だけを見ると入門用アンプとしては安価ではありませんが、ワイヤレスレシーバー、充電式バッテリー、Bluetooth、複数の出力端子をまとめて搭載している点が、このモデルの位置づけを分かりやすくしています。仕様や販売価格を確認する場合は、YAMAHA THR30II WIRELESSの商品ページを見ると確認できます。

ワイヤレス・Bluetooth対応でケーブルを減らせる

本体にはヤマハの専用ワイヤレスレシーバーが内蔵されており、別売の対応ワイヤレストランスミッターをギター側に装着すれば、アンプのINPUT端子へシールドケーブルをつながずに演奏できます。ケーブルの取り回しを簡略化したい自宅練習では、電源コード以外の配線を減らせる点が実用的です。ただし、ワイヤレス送信機は本体に内蔵されているわけではないため、利用には対応トランスミッターが必要です。

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Bluetoothはスマートフォンやタブレットなどから音源を受信し、本体スピーカーから再生できます。ギター音と伴奏を同時に鳴らせるため、練習用音源や動画を流しながら演奏する用途に向いています。Bluetoothはギター信号を無線化する機能ではなく、音楽再生用の接続なので、ギターのワイヤレス機能とは役割が異なります。この違いを理解しておくと、購入後の使い方をイメージしやすくなります。

出力・端子・チャンネル構成と拡張性

出力は最大30Wで、電源接続時の値です。内蔵スピーカーは8cmフルレンジユニットを左右に2基搭載し、ステレオ再生に対応します。バッテリー駆動時の出力は15Wです。小型キャビネットでありながら左右のスピーカーを使うため、ギター音だけでなくBluetoothの伴奏も広がりを持たせて再生できます。一方、口径は大型コンボアンプより小さいため、大音量のバンド練習やドラムに対抗する用途を主目的にした製品ではありません。

接続端子は、ギター入力、AUX IN、PHONES、LINE OUT L/R、USBです。PHONES端子を使えばスピーカーから音を出さずに練習でき、LINE OUTはミキサーやオーディオインターフェースなど外部機器へ信号を送る際に使えます。USB接続ではコンピューターとの録音・再生に利用でき、練習から簡易的な制作環境へ拡張できます。入力端子や出力端子が多いぶん、単機能の小型アンプより接続環境の選択肢があります。

チャンネル数は、一般的な2チャンネルアンプのようにクリーン用とドライブ用をフットスイッチで切り替える構成ではありません。本体のアンプタイプ選択でCLEAN、CRUNCH、LEAD、HI GAIN、SPECIALなどの音色を選ぶ方式です。ギター用アンプタイプに加え、BASS、ACOUSTIC、FLATも選択できます。付属エフェクトはあり、コーラス、フランジャー、フェイザー、トレモロ、ディレイ/エコー、リバーブなどを本体で設定できます。ただし、複数チャンネルを足元で瞬時に切り替えるライブ用アンプとは操作思想が異なります。

電源方式は付属ACアダプターまたは内蔵リチウムイオンバッテリーで、充電して電源のない場所でも使用できます。重量は約4.3kg、ギター入力のインピーダンスは1MΩです。軽量ではあるものの、バッテリーやワイヤレス機能を搭載しない小型アンプよりは重量があります。以上の重量、接続端子、電源方式、出力、インピーダンス、付属エフェクトの情報は、ヤマハ公式の製品仕様を出典としています。ワイヤレスとBluetoothを1台で使い分け、ヘッドホン・LINE OUT・USBまで活用したい人に適した、拡張性重視のギターアンプです。

THR30II WIRELESSのスペックを確認|出力・スピーカー口径・重量・電源方式

ヤマハ YAMAHA アンプ THR30II WIRELESS ワイヤレスレシーバー内蔵 Bluetooth接続やLINE OUTも可能の特徴・詳細 画像

出力30Wと8cmスピーカー2基の構成

ヤマハ THR30II WIRELESSは、左右合計30Wの出力を備えたモデリングアンプです。電源アダプター接続時は15W+15W、内蔵バッテリー使用時は7.5W+7.5Wのステレオ出力となります。30Wという数字だけを見ると大出力に感じますが、一般的なライブ用コンボアンプの30Wとは用途が異なり、主に自宅練習やデスク周辺での演奏、録音を想定した設計です。

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スピーカーは8cmフルレンジユニットを左右に1基ずつ搭載し、インピーダンスは6Ωです。ギター専用スピーカーではなく、Bluetooth再生やAUX入力の音楽も鳴らせるフルレンジ構成のため、ギター音だけでなく伴奏音源を同時に再生しやすい点が特徴です。一方、12インチスピーカーを搭載したステージアンプのような低域の押し出しや音圧を求める機材ではありません。大音量のバンド練習より、近距離で音色を作り込む用途に向いています。

アンプタイプは複数のモデリングから選択でき、クリーン系からドライブ系まで本体のアンプセレクターで切り替えられます。一般的な真空管アンプのように独立したクリーンチャンネルとドライブチャンネルを持つ構造ではありませんが、音色タイプを変更することで幅広い設定に対応します。内蔵エフェクトも搭載され、コーラス、フランジャー、フェイザー、トレモロ、ディレイ、リバーブなどを使用できます。別途エフェクターをそろえなくても音色の変化を試せるため、初めてアンプを選ぶ人にも仕様を把握しやすい構成です。

重量・電源方式・接続端子を確認

本体重量は約3.0kgです。小型アンプとしては持ち運びやすく、部屋から部屋への移動や、電源を確保しにくい場所での使用にも対応します。電源方式は付属ACアダプターに加え、内蔵充電式バッテリーにも対応します。バッテリー駆動時は出力が15Wに下がるため、最大出力を使う場合はACアダプター接続が必要です。充電池は便利ですが、長時間の使用では残量管理が必要になる点がデメリットです。

接続端子は、ギター入力、AUX入力、ヘッドホン出力、LINE OUT L/R、USB端子を備えています。Bluetooth接続にも対応し、スマートフォンなどから伴奏をワイヤレス再生できます。THR30II WIRELESSの名称どおりワイヤレスレシーバーを内蔵しているため、対応するトランスミッターを使えばギターから本体までのケーブルを省けます。なお、ワイヤレストランスミッターは使用環境やセット内容によって扱いが異なるため、購入時は付属品の内容を確認する必要があります。

LINE OUTは外部ミキサーやオーディオインターフェースへ送るための端子で、マイク録音とは異なるラインレベルの信号を扱います。USB端子は録音や編集環境との接続に利用でき、拡張性は小型練習アンプとして高めです。ただし、外部スピーカーを接続して出力を増設するためのスピーカーアウト端子はありません。将来的に大きなキャビネットへ接続したい人は、購入前にこの仕様を理解しておく必要があります。

本体は木製キャビネットを採用したデスクトップ型で、持ち運びと設置性を重視した作りです。出力、スピーカー口径、重量、電源方式、接続端子を総合すると、THR30II WIRELESSは「自宅で多彩な音色を試し、BluetoothやLINE OUTで周辺機器とも連携する」ためのアンプといえます。メーカー公表仕様を詳しく確認したい場合は、THR30II WIRELESSの商品ページを見ると、販売時点の付属品や価格を確認できます。

接続端子と拡張性|ワイヤレスレシーバー、Bluetooth、LINE OUTの使い方

ヤマハ YAMAHA アンプ THR30II WIRELESS ワイヤレスレシーバー内蔵 Bluetooth接続やLINE OUTも可能の特徴・詳細 画像

ワイヤレスとBluetoothは役割が違う

YAMAHA THR30II WIRELESSの接続性を理解するには、ギター用のワイヤレス受信と、スマートフォンなどをつなぐBluetoothを分けて考えることが大切です。本体にはワイヤレスレシーバーが内蔵されているため、対応するトランスミッターをギター側に装着すれば、アンプまで長いシールドケーブルを伸ばさずに演奏できます。ケーブルの取り回しを減らせる一方、トランスミッターは別途必要です。また、ワイヤレス通信はギターの音声入力用であり、Bluetooth対応機器をつないだだけでギターが無線接続になるわけではありません。

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Bluetoothはスマートフォンやタブレットから音源を再生するための機能です。練習曲やバッキングトラックをTHR30II WIRELESSから鳴らし、ギター音と同じ空間で確認できます。Bluetoothオーディオは基本的に再生用途なので、スマートフォン側の音をアンプへ送る機能と、アンプの音をスマートフォンへ録音する機能は別物です。録音や配信では後述するUSB端子やLINE OUTを使います。

本体の接続端子は、ギター入力、AUX IN、PHONES、LINE OUT、USBです。ギター入力は標準フォンプラグに対応し、AUX INは外部音源向けの3.5mmステレオミニ端子、PHONESも3.5mmステレオミニ端子です。ヘッドホン端子を使うとスピーカーからの音を止めてモニターできるため、夜間練習にも対応します。AUX INとBluetoothは用途が重なるため、手持ちの再生機器や遅延の感じ方に応じて選ぶと扱いやすくなります。

LINE OUT・USBで広げる録音環境

LINE OUTは左右独立の標準フォーン端子で、ミキサーやオーディオインターフェース、外部レコーダーへラインレベルの信号を送るために使います。アンプで作った音をPAや録音機器へ渡せるため、自宅練習用アンプにとどまらず、簡易的な制作環境にも拡張できます。ただし、接続先の入力がマイク入力専用の場合はレベルが合わず、音量やノイズの問題が出ることがあります。LINE入力、または適切なライン入力を備えた機器へ接続するのが基本です。

USB端子はパソコンとのデジタル接続に使います。アナログのLINE OUTと違い、録音ソフト側で扱える信号として取り込める点が特徴です。DAWでギターを録音したい人は、USBケーブル、ドライバーやソフトウェアの対応状況、パソコン側の端子を含めて環境を組み立てます。Bluetoothは便利ですが、録音経路としてはUSBまたはLINE OUTのほうが用途を明確にしやすい構成です。メーカーの取扱説明書・仕様情報はYAMAHA公式のTHR-II製品情報でも確認できます。

拡張性を判断する際は、将来ミキサーへ送るのか、パソコン録音をするのか、ヘッドホン中心で使うのかを先に決めると迷いません。ワイヤレス、Bluetooth、LINE OUT、USBを一台にまとめた点は強みですが、XLR端子はなく、本格的なステージ用アンプのように多数の入出力を備える機種ではありません。大規模なPA接続や複数楽器の同時入力を想定する場合は、別途ミキサーが必要になります。

接続環境を支える基本スペック

THR30II WIRELESSの出力は30W(15W+15W)で、左右のステレオスピーカーを鳴らす設計です。スピーカー口径は3.15インチで、一般的な大型コンボアンプとは性格が異なります。インピーダンスはスピーカー6Ωです。チャンネルは5種類のアンプタイプを選ぶ方式で、クリーン系からドライブ系まで切り替えられますが、一般的なアンプの独立したクリーン/ドライブ2チャンネル構成とは異なります。付属エフェクトはあり、モジュレーション、ディレイ、リバーブなどを本体で設定できます。

電源方式は付属ACアダプターに加え、内蔵充電池によるバッテリー駆動に対応します。重量は4.3kgです。持ち運びやすさと配線の少なさを重視する一方、電池残量や充電状態に左右されたくない場面ではAC電源を使います。ワイヤレス送信機を追加して身軽に使う人、Bluetoothで音源を流しながらヘッドホンやLINE OUTへ発展させたい人に向く製品です。接続先と必要な端子が決まったら、詳しい付属品や販売価格を商品ページで確認すると選択しやすくなります。

チャンネル数と付属エフェクト|クリーン/ドライブ切替や音作りの機能

一般的な2チャンネル構成ではなく、アンプタイプを切り替える方式

ヤマハ THR30II WIRELESSは、昔ながらの「クリーンチャンネル」と「ドライブチャンネル」を2つの物理チャンネルとして備えたギターアンプではありません。5種類のアンプタイプを選択する設計で、CLEAN、CRUNCH、LEAD、HI GAIN、SPECIALを切り替えて音色の土台を作ります。したがって、フットスイッチで2チャンネルを瞬時に切り替えるライブ用アンプというより、同じ筐体でクリーンから歪みまで幅広く試せるモデリングアンプとして考えると位置づけが分かりやすくなります。

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CLEANはコードやアルペジオの輪郭を出しやすい方向、CRUNCHとLEADは軽い歪みからロック向けのオーバードライブ、HI GAINとSPECIALはより強い歪みを狙うためのタイプです。ただし、アンプタイプを変えるだけで音が完成するわけではありません。GAINで入力段の歪み量、MASTERで全体の音量を調整し、BASS・MIDDLE・TREBLEの3バンドEQで低域・中域・高域を整えます。ピックアップの出力やギター本体のトーン設定によっても印象は変わるため、初心者はまずCLEANまたはCRUNCHから始め、GAINを少しずつ上げると各つまみの役割を把握しやすい構成です。

本体には5.8cm(3.15インチ)スピーカーを左右に2基搭載し、定格出力は15W+15W、合計30Wです。小型キャビネットながら左右のスピーカーでステレオ感を得られる点が特徴ですが、大型アンプのような大口径スピーカーの押し出しを同じように再現するものではありません。なお、スピーカーの公称インピーダンスは6Ωです。音量や音圧だけでなく、部屋での練習、録音、デスク周りでの音作りを中心に選ぶモデルです。

付属エフェクトと音作りの拡張性

付属エフェクトはあります。EFFECTSセクションにはコーラス、フランジャー、フェイザー、トレモロが用意され、DELAY/ECHOとREVERBも個別に加えられます。これにより、クリーンにコーラスを薄くかける、クランチに短いディレイを足す、歪みにリバーブを加えて空間を広げるといった基本的な音作りをアンプ単体で行えます。外付けペダルを何台も並べなくても複数の効果を試せるため、これからエフェクターを選ぶ人にも機能を比較しやすい仕様です。

一方で、一般的なコンパクトエフェクターのように各効果を自由な順番で接続する方式ではありません。複雑なルーティングや、複数の歪みを細かく組み合わせる音作りを重視する場合は、専用ペダルやマルチエフェクターのほうが向いています。また、音色の保存や細かなパラメーター編集を行う場合は、スマートフォンやパソコン用のTHR-II Editorを使うと扱える範囲が広がります。プリセット管理やアンプタイプの調整を重視する人にとって、Bluetooth接続とアプリ対応は拡張性の大きな利点です。

接続端子はINPUT、PHONES、AUX、LINE OUT、USB端子を備え、ワイヤレスレシーバーも内蔵しています。ギター入力、ヘッドホン練習、外部音源とのセッション、ライン出力による録音まで用途を広げられます。電源方式はACアダプターまたは内蔵充電池で、重量は約7.0kgです。ワイヤレス運用では電池残量や使用時間が関係するため、長時間の使用では電源環境も音作りと同じくらい重要になります。付属エフェクトの多さだけでなく、チャンネル切替の方式、必要な端子、将来ペダルを追加するかまで含めて選ぶと、THR30II WIRELESSが自分の環境に合うか判断しやすくなります。

上記のアンプタイプ、端子、出力、エフェクト構成は、ヤマハ公式製品情報および取扱説明書に基づく整理です。購入前に現在の販売仕様を確認したい場合は、THR30II WIRELESSの商品ページを見ると、価格や販売時点の付属内容を確認できます。

THR30II WIRELESSがおすすめな人・購入前に確認したい注意点

THR30II WIRELESSは、自宅でギターを練習しながら、ケーブルの少ない環境やスマートフォンとの連携も重視したい人に向くギターアンプです。一般的な小型アンプのように「音を出す」だけでなく、ワイヤレスレシーバー、Bluetoothオーディオ、USB接続、LINE OUTを1台にまとめています。初心者の1台目としてはもちろん、すでに大型アンプを所有していて、自宅用・練習用の機材を追加したい人にも候補になります。

THR30II WIRELESSがおすすめな人

特に相性がよいのは、ギターとアンプの間にシールドを這わせたくない人です。本体にワイヤレスレシーバーを内蔵しており、対応する別売ワイヤレストランスミッターをギター側に装着して使います。ケーブルの取り回しを減らせるため、部屋で立って弾く場合や、短時間の練習を何度も行う場合に扱いやすい構成です。ただし、ワイヤレストランスミッターは本体に同梱されないため、購入時の付属品だけで無線演奏が始められる製品ではありません。

スマートフォンの音源に合わせて弾きたい人にも適しています。Bluetooth接続で音楽を本体から再生でき、ギターの音と練習曲を同じスピーカーから鳴らせます。さらにUSB端子はパソコンとの接続に使え、LINE OUTは外部機器へ信号を送る用途に利用できます。自宅録音、動画撮影、オーディオインターフェースとの組み合わせなど、将来的に周辺機器を追加したい人にとって拡張性のある端子構成です。

アンプ部は複数のアンプタイプを選べるモデリング方式で、クリーン系からドライブ系まで音色を切り替えられます。チャンネルを足で切り替える一般的な2チャンネルアンプとは構造が異なりますが、専用アプリを使えば音色の保存や詳細なパラメーター編集が可能です。付属エフェクトはあり、コーラス、フランジャー、フェイザー、トレモロ、ディレイ、リバーブなどを搭載します。外部ペダルをまだ持っていない初心者や、最低限の音作りをアンプ側で完結したい人に便利です。

購入前に確認したい注意点

まず、THR30II WIRELESSはライブ用の大音量アンプではありません。出力は30Wですが、これは左右2基のスピーカーを備えた小型ステレオアンプとしての出力です。スピーカー口径は8cm(3.15インチ)×2で、練習やデスクトップ用途を想定した設計です。大音量のバンド演奏でドラムに対抗する用途や、広い会場でのメインアンプとして選ぶ機種ではありません。また、クリーン/ドライブの2チャンネルを持つアンプではなく、アンプタイプを選択して音色を切り替える製品です。足元で瞬時に2系統を切り替えたい人は、フットスイッチ対応や専用コントローラーの構成を確認してください。

電源方式は付属ACアダプター、または内蔵充電池です。充電池で使えることは魅力ですが、電池残量や使用条件によって連続使用時間は変わります。重量は約4.3kgで、据え置き型としては移動しやすい一方、超軽量の小型アンプとはいえません。接続端子は、ギター入力、ヘッドホン端子、LINE OUT(L/R)、USB、DC INを備えます。Bluetoothは音源再生用で、ギター信号をBluetooth送信する機能ではありません。この違いを知らずに、無線ギター接続までBluetoothで行えると考えないことが重要です。

スピーカーのインピーダンスは3Ω×2です。外部スピーカーを接続して音量を拡張するタイプではなく、内蔵スピーカーを中心に使う設計のため、将来のキャビネット増設を優先する人には不向きです。一方で、アンプ本体だけで音色、練習用再生、録音用出力までまとめたいなら、機材を増やしすぎずに環境を整えられます。価格は参考価格58,292円で、機能を使い切れるかが満足度を左右します。仕様の根拠はヤマハ公式製品情報と取扱説明書に基づくため、購入前に対応トランスミッターや付属品を含めた商品ページを見ると安心です。

結論として、THR30II WIRELESSは「自宅での演奏性」「ワイヤレス」「Bluetooth」「録音・接続の拡張性」を重視する人におすすめです。反対に、バンド用の大音量、外部キャビネットの増設、2チャンネルを足元で切り替える操作性を求める場合は、用途に合う別タイプのアンプを選ぶべきです。

YAMAHA THR30II WIRELESSに関するよくある質問と選び方のまとめ

ヤマハ YAMAHA アンプ THR30II WIRELESS ワイヤレスレシーバー内蔵 Bluetooth接続やLINE OUTも可能の詳細・まとめ 画像

YAMAHA THR30II WIRELESSはどんな環境に向いていますか?

YAMAHA THR30II WIRELESSは、ギターを自宅で練習する人、部屋の中で音楽を楽しみたい人、持ち運べる小型アンプを探している人に向くモデルです。一般的なコンボアンプのように大きなキャビネットを置くのではなく、机や棚に設置しやすい横長ボディを採用しています。重量は4.3kgで、内蔵バッテリーを使えば電源のない場所でも使用できます。

出力はACアダプター接続時に15W+15Wのステレオ構成です。スピーカーは8cmフルレンジを2基搭載し、左右のスピーカーで広がりのある再生を狙う設計です。なお、バッテリー駆動時は6W+6Wとなるため、電源方式によって出力条件が変わります。大音量のライブ用アンプではなく、練習や小規模な演奏環境を主用途として選ぶ機材です。

対応端子は、ギター入力、PHONES、AUX IN、LINE OUT L/R、USBです。AUX INはスマートフォンなどの再生機器を接続でき、Bluetooth接続にも対応します。LINE OUTは外部レコーダーやミキサーへの出力に使えるため、単なる練習用スピーカーより拡張性があります。ヘッドホン端子を使えば、夜間の音量管理もしやすくなります。

チャンネル数・ワイヤレス・エフェクトの選び方

THR30II WIRELESSは、一般的な「クリーンチャンネル」と「ドライブチャンネル」をフットスイッチで切り替える2チャンネルアンプではありません。本体のアンプタイプ選択によって音色を切り替える方式で、CLEAN、CRUNCH、LEAD、HI GAIN、SPECIALなど、複数のアンプモデルを選択できます。そのため、練習中に音色を変えたい人には便利ですが、ライブ用アンプのように独立した2チャンネルを足元で操作したい人には用途が異なります。

付属エフェクトはあります。コーラス、フランジャー、フェイザー、トレモロなどのモジュレーション系、ディレイ/エコー、リバーブを本体で設定できます。専用アプリ「THR Remote」と組み合わせると、音色やエフェクトの調整範囲を広げられます。外部ペダルを追加することもできますが、アンプ本体にエフェクトループ端子はありません。複数のペダルを本格的に組み合わせる場合は、入出力の構成を先に確認する必要があります。

ワイヤレスレシーバーを内蔵している点も大きな特徴です。ただし、ギター側に接続するワイヤレストランスミッターは別途必要で、送信機まで同梱される商品ではありません。対応する送信機を追加すれば、シールドケーブルを減らした演奏環境を組みやすくなります。Bluetoothは音楽再生用であり、ギター信号をBluetooth経由で入力する機能ではない点にも注意が必要です。

購入前に確認したい仕様とデメリット

インピーダンスはスピーカー6Ω×2です。電源方式は付属ACアダプターまたは内蔵充電式バッテリーで、USBバスパワーだけで動作する機材ではありません。乾電池式ではないため、長時間の屋外使用では充電状態が選択条件になります。耐久性については、持ち運びを前提にした設計でも精密な電子機器なので、落下や端子への過度な負荷は避けるべきです。

メリットは、30W級のステレオ出力、Bluetooth、LINE OUT、USB、ワイヤレスレシーバー、内蔵エフェクトを一体化していることです。一方で、価格は小型練習アンプとしては高めで、独立2チャンネルやエフェクトループを求める人には不足があります。スピーカー口径も8cmのため、低音の量感や大音量の余裕を最優先するなら、より大型のアンプが適しています。

以上の仕様は、ヤマハ公式の製品情報・取扱説明書をもとに整理しています。ワイヤレス機能、LINE OUT、バッテリー駆動を重視し、家庭での扱いやすさと拡張性を両立したいなら候補に入ります。現在の価格や付属品を含む販売条件は、商品ページを見るで確認できます。

この記事の執筆・監修

石川 涼一

石川 涼一

エレキギター・アンプアドバイザー

バンド活動でエレキギターとアンプを15年以上使い続け、スタジオ・ライブハウスでの実践経験を持つ。エレキギター本体・コンボ/スタック/ヘッドアンプ・パーツ類を担当し、出力ワット数やチャンネル構成、接続端子の違いなど、購入前に確認しておきたいポイントを中心に整理しています

最終更新日: 2026年9月15日

編集部の公開情報整理・一次情報参照

  • 本記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報を参照して作成しています。
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