ピアノの練習に使う楽器を選ぶ時は、鍵盤の数と鍵盤の重さ(タッチ)が大きな違いになります。電子ピアノは、アコースティックピアノと同じ88鍵で、ピアノに近い重さの鍵盤の製品が多くあります。キーボードは、61鍵などの鍵盤の少ない、軽い鍵盤の製品が多く、小さくて置きやすいのが利点です。
この記事では、電子ピアノとキーボードの違いと、ピアノを独学で始める時の選び方の考え方をまとめます。
(この記事の内容は、一般的な説明です。鍵盤の数・タッチ・機能は製品ごとに違うため、購入前にメーカーの仕様で確認してください。確認日:2026年10月6日)
電子ピアノとキーボードの違い(一般的な傾向)
| 項目 | 電子ピアノ | キーボード |
|---|---|---|
| 鍵盤の数 | 88鍵が多い | 61鍵・76鍵など、少ない製品が多い |
| 鍵盤の重さ | ピアノに近い重さの鍵盤(ハンマーアクションなど)の製品が多い | 軽い鍵盤が多い |
| 大きさ | スタンド一体型など、置き場所が必要 | 軽く、片付けやすい |
| 音色 | ピアノの音が中心 | いろいろな楽器の音、伴奏機能を持つ物が多い |
| ペダル | ダンパーペダルなどが付く製品が多い | 別売りのペダルをつなげる製品がある |
選び方の考え方
- 弾きたい曲の音域:簡単なアレンジの曲なら、61鍵で弾けることもある。両手で広い範囲を使う曲は、鍵盤が足りなくなる
- 将来ピアノを弾くか:アコースティックピアノに移る予定があるなら、重さのある鍵盤に慣れておくと移りやすい
- 音の出し方:夜に練習するなら、ヘッドホンを使えるか確認する
- 置き場所:幅・奥行き・重さを測ってから選ぶ
- 教材の前提:使う教本や講座が、鍵盤の数などを指定していないか確認する
練習の音への配慮
電子ピアノやキーボードは、ヘッドホンを使えば音を小さくできますが、鍵盤を押す音やペダルの振動は床や壁に伝わることがあります。集合住宅では、防振のマットを敷く、夜遅い時間を避ける、などの配慮も考えます。音の対策の考え方は、自宅練習の音量対策|アンプ・ヘッドホン・防音の考え方も参考にしてください。
独学で始めるなら
楽器を用意したら、指番号と楽譜の読み方から始めます。ピアノの指番号、楽譜の読み方の基本で説明しています。鍵盤の数の目安と、独学の教材の選び方は、ピアノは独学で弾けるようになる?鍵盤の数と教材の選び方、DVD講座の中身にまとめています。
まとめ
- 電子ピアノは88鍵・重さのある鍵盤の製品が多い。キーボードは鍵盤が少なく軽い製品が多い
- 弾きたい曲の音域、将来ピアノを弾くか、置き場所で選ぶ
- ヘッドホンを使っても、鍵盤の音や振動は伝わることがある
- 仕様は製品ごとに違うため、メーカーの情報で確認する



